介護士の応募書類の書き方を伝授

「理念」の重要性について

転職の理由は人それぞれ違いますが、転職先を探す際は条件だけでなく介護施設が掲げている「理念」にも注目してみてください。理念はその施設の行動指針です。どのような点に重きを置いているのかがわかります。

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目に留まりやすい書類を作成する

採用担当者に興味を持ってもらうには

採用担当者が最初に目にする情報

気になる求人が見つかったらさっそく応募していきますが、その際に必要なのが履歴書と職務経歴書です。住所や氏名などの個人情報や志望動機を書いていきますが、どのように書けばいいのかわからない人もいることでしょう。履歴書や職務経歴書は採用担当者が最初に目にする求職者の情報です。ここで上手くアピールすることができれば好印象を残すことができます。

第一印象を決定する履歴書

履歴書は求職者の第一印象を決める重要な書類です。氏名、住所、電話番号、学歴など記載する項目は決まっているのでそのまま何も考えず記載してしまう人もいますが、できるだけ丁寧に書いていくことを心がけましょう。誤字や脱字は言語道断です。間違えないように確認しながら書いていきましょう。採用担当者は業務の合間に数多くの履歴書に目を通しています。相手の立場になって読みやすい履歴書を書くことを意識してください。空欄は目立ってしまうためなるべく埋めるようにしましょう。
近年はパソコンで履歴書を作成する人もいますが、パソコンも手書きと同様に誤字脱字には注意しましょう。誤字脱字が多いと「ミスが多いから仕事を任せるのが不安だ」と思われてしまいます。しっかり確認してください。
履歴書には退職理由と志望動機を書く欄もあります。退職理由はネガティブなイメージもあって書きにくいかもしれませんが、退職理由が抜けていると「書けないような事情があるのではないか」と変に疑われてしまいます。退職理由は志望動機とリンクするように書くといいでしょう。
各項目の書き方については以下の記事でも詳しく説明していますので参考にしてください。

これで完璧!介護職として採用されるための履歴書の書き方のコツ!

職務経歴書は読みやすさを重視

職務経歴書を読むことでこれまでの経験や実績、スキルなどをイメージしやすくなります。具体的にわかりやすく書くことを心がけましょう。「担当業務」や「実績」はそれぞれ項目にし、一文にすると読みやすくなります。一文は2~3行にまとめるようにするといいでしょう。
職務経歴書には経歴を時系列に記載する編年体式と、職務分野別にまとめるキャリア式があります。書き方が指定されていない場合は書きやすい方を選んで構いません。ただし、転職回数が多い場合は編年体式だと転職回数の多さが悪目立ちしてしまうのでキャリア式の方がいいでしょう。

自己中心的な内容になっていないか

応募書類で採用担当者に上手くアピールすることができれば採用の確率も高まります。しかし、アピールするためとはいえ自己中心的な内容だとかえって悪印象を与えてしまいます。また、何枚も書くのは手間だからと同じものを使いまわす人もいますが、それだと誠実さに欠けてしまいます。丁寧に1つずつしっかりと書きましょう。

介護施設へ転職したい方におすすめ